ガスマスク着けたサンタクロース / 狐火 (by kitunebi07)
ガスマスク着けたサンタクロース
シャンデリアの上で踊った
大雪が降った東北の夜 ジングルベルなんて程遠い街
メーリークリスマス
シャンデリアの上で踊った
大雪が降った東北の夜 ジングルベルなんて程遠い街
ハローよりも上の方 塀をまたいで利子付けて貼りかえすレッテル
不謹慎と無理心中したあんたあの日に一緒に死んだ
紙に書きなぐったありがとうが帰りたそうに
どこに引っ越したお隣の坊や 今年はトナカイも避けて通る
福島浜通り 凍りついた路面に通り過ぎた最後の各駅停車
あのレールはこの先何百年 3.11で止まったままか
メヒカリの光も奪ったモノノケ 近い物でも視界は透明
共鳴・共感はくれてやるからオレは独断でここで仁王立ち
ガスマスク着けたサンタクロース
シャンデリアの上で踊った
大雪が降った東北の夜 ジングルベルなんて程遠い街
メーリークリスマス
シャンデリアの上で踊った
大雪が降った東北の夜 ジングルベルなんて程遠い街
クリスマスプレゼントにガスマスク
ブラックジョークも黒の比率増す
欲しいものはただの日常 嫌気指すくらいダルイ月曜の朝
活発で生意気な年下の上司ですら幸せの断片に思えた
マスク越し見えた故郷はとても苦くて美しかった
どうせ全部うそだったんでしょ 七面鳥も逃げ出すくらい
プライドがそうさせた暗いドア 辛いのはスーツ来たチンパンジー
が向かう審判に 大人だったらバレない嘘を突き通す覚悟
それが出来なきゃ惨めなサンタ そこで夢から覚めた坊や良く見な
ガスマスク着けたサンタクロース
シャンデリアの上で踊った
大雪が降った東北の夜 ジングルベルなんて程遠い街
メーリークリスマス
シャンデリアの上で踊った
大雪が降った東北の夜 ジングルベルなんて程遠い街
足並み揃えるか足場踏み外すか
叩くしか能がない割にNOが言えない内心
amazonが届けるガイガーカウンターが描いた丸が
正義の味方か見方変えたら引き算ばっかの人生に祝杯を
遠き日落日同時に描く質感が捕えた今だけは見逃さぬように
雪の積もらない第一原発 一生冷めない熱なら心に
一生覚めない夢ならまぶたに フタをしたい忘れたい過去
をループし繰り返すかすれた声でも ジングルベルが鳴り響く頃
シーンとする町に無い子供の足音
ガスマスク着けたサンタクロース
シャンデリアの上で踊った
大雪が降った東北の夜 ジングルベルなんて程遠い街
メーリークリスマス
シャンデリアの上で踊った
大雪が降った東北の夜 ジングルベルなんて程遠い街
大人だったらバレない嘘を突き通す覚悟
それが出来なきゃ惨めなサンタ そこで夢から覚めた坊や良く見な
靴下の中身 夢のエネルギーはどうやら悪夢だったらしい
テレビが繰り返す健康に影響はない
どこかから聞こえるジングルベルより早く逃げなきゃ
ガスマスク着けたサンタクロース
シャンデリアの上で踊った
大雪が降った東北の夜 ジングルベルなんて程遠い街
メーリークリスマス
シャンデリアの上で踊った
大雪が降った東北の夜 ジングルベルなんて程遠い街